刺繍作家 高嶺 尚子

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日記

2022.06.19

チェストー!!

わたしの両親が鹿児島出身者だと知ったギャラリーのオーナーから勧めていただき、伊東潤さんの「武士の碑」をお借りして読みました。

幕末から明治維新の話は元々好きで色々読みましたが、西南戦争についての本をきちんと読んだのは初めてでした。わたし自身子供の頃、3年間鹿児島に住んでいた事もあり、また親戚もたくさんいるため、話の中に出てくる鹿児島弁も地名も違和感なくよく分かるので、結末は分かっていてもどんどん追い込まれていく薩摩軍にとても複雑な気持ちになりました。

5年前ぐらいに鹿児島に旅行に行き、鶴丸城跡の隣にある、私学校跡の石塀にたくさんの砲弾のあとが残っているのに驚いたことも鮮明に思い出しました。

ここから時代がさらに動いて、太平洋戦争に続いていくのかと思うと少し暗い気持ちにもなりました。しかしわたしの中では鹿児島はやはり特別で、作中で薩摩隼人や示現流や「チェストー!」などと書かれると何となく沸るものがあるなとも思いました。