刺繍作家 高嶺 尚子

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日記

2022.06.04

可憐な世界

個展が終わり約1週間が経ちますが、その時にいただいたたくさんの花がまだ綺麗に咲いています。家の中が花畑のようです。

わたしの母は華道家です。幼い頃から、母が生けたいろいろな花が家に飾ってありました。父も植物が好きな人で、両親で庭の花木の世話をまめにしています。わたしは、花よりもそこに寄ってくる昆虫の方が好きな子供だったので、特別植物に興味を持った事がありませんでした。そしてそのまま大人になってしまいました。

展示会では、ビックリするほどいろいろな方からたくさんのお花をいただきました。大きな風船の中に花籠が入っていたり、大好きな紫陽花の鉢もいただきました。毎朝、水差しを持ってベランダや部屋に飾っているお花コーナーをウロウロしています。初めてと言ってもいいぐらい、名前も分からない花々が可憐で可愛いなぁと思います。

植物を愛する両親には及ばずとも、皆さまのおかげでその気持ちが少し分かるような気がする毎日です。いつかこの気持ちを、お花をくださった皆さまにお返しできたらいいなとも思います。(お菓子をくださった皆さまにも大変感謝しております!家族で美味しく頂いております。ありがとうございました!!)