刺繍作家 高嶺 尚子

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日記

2021.06.22

勝負の後

あらゆるゲームの中で唯一、わたしの勝率が高いゲームがあります。トランプの神経衰弱です。しかしながら、むすめが非常に負けず嫌いなので、勝ちすぎると部屋中不穏な空気で一杯になります。家族で神経衰弱をするときは、上手にその空気を予測しながら、自分が僅差で勝つ努力をしなければいけません。

小2になってから、むすめがNiziUを好きになりました。夫にねだって手に入れたNiziUのトランプで、いろいろなトランプゲームをし、最後に神経衰弱をすることになりました。

「ここは、3と8だったよ!」と自分がめくったカードを指差してむすめに告げると、「うん!普通のカードはいらないから大丈夫‼︎」と笑顔で返されました。むすめは、 NiziUの写真がプリントされている、A・J・Q・Kのカードのみを取ることに闘志を燃やしていたのです。

夫は神経衰弱が得意ではないので、普通のカードをほぼ取ったわたしの圧勝となりました。むすめは、自分が取ったNiziUのカードを手元に並べてほほ笑んでいました。勝敗が決まった後とは思えない、とても柔らかな空気でした。