刺繍作家 高嶺 尚子

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日記

2020.11.09

眩しい朱色

 

むすめの七五三を、家族で祝いました。わたしが7歳のときに着た着物をむすめに着せました。

 

30年以上前の着物ですが、色褪せることのないとても綺麗な朱色でした。母が大切に取っておいてくれたこと、カメラの向こう側で目を細めて笑う母の姿が、とても嬉しかったです。

 

写真撮影が終わると、瞬く間に着物を脱いで遊び回っていたむすめ。出来上がった写真を見ると、はにかむことなく、いつものむすめの笑い顔が写っていて、それもまた嬉しくなりました。