日記
2020.01.19
切ないメロディー
男兄弟で育った夫は、6歳のむすめの女の子らしい仕草や表情にわりとすぐに感激しています。
先日の夜、夫が少し寂しそうな顔で言いました。少し離れたところから自分を見つけ、満面の笑顔で駆け寄ってきてくれるむすめを見る度に、こんなに嬉しそうに父親に駆け寄って来てくれるのも、もしかしたら今日が最後になるのかもと思ってしまうとのことでした。
むすめの思春期はまだ先なので、明日もきっと笑って飛び込んで来てくれるはずです。しかし夫の胸の内を知ってしまったので、これから夫に駆け寄るむすめの後ろ姿と、それを受け止める夫の笑顔を見る度に、わたしの頭の中で何か切ないメロディーが流れる予感がします。どんな曲が頭の中に流れるのか少しだけ楽しみです。