日記
2019.04.29
真面目な人生
わたしの父は大変真面目な人です。真面目すぎて、子供の頃は父がどういう人なのかよく分かりませんでした。
父がどんなときも真面目な後ろ姿を見せてくれたので、真面目に生きることに抵抗を持ったことはありません。これからも真面目に生きていこうと思います。
しかし、わたしも親になり、むすめにはそうではないところも見せたいと思うようになりました。絵を描いたり刺繍をしているところ、嫌いな食べ物を避けているところや、好きなミュージシャンにのぼせ上がっている姿や、しょうもないことを考えてニヤニヤしているところ、子供たちの歌声を聴くと自動的に涙が出るところ、親のそんなところも見せていいと思うのです。
わたしの父のように真面目に生きることに誇りを持ちつつ、同じぐらいの力でくだらないことにエネルギーを注げる人になってくれたらいいなと思います。