刺繍作家 高嶺 尚子

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日記

2019.10.03

懐かしき日々

 

子供の頃、得意なことは何かと聞かれたら、絵を描くこと!と即答していました。それ以外はないと思っていました。

 

しかし、その唯一の自信は、小学2年生の3学期に打ち砕かれることになります。当時、転校先で仲良くなった友だちが、驚異的に絵が上手な子で、廊下に貼られたその友だちの絵を今でも鮮明に思い出せるぐらい大きな衝撃を受けました。この絵は友だちの名前が書いてあるけど、本当は大人が描いたんじゃないのかなと心の中で疑ったことも覚えています。

 

その友だちとは、小学5年生まで同じクラスで、放課後一緒に漫画を描いたり、ポスターを描いて応募したり、交換イラストノートを作ったり、とにかく2人でよく絵を描きました。どれほど一緒に描いても、友だちのようには描けませんでしたが、自分の画力のなさに劣等感を抱くよりも、その友だちの絵を近くで見られることが嬉しかったのだと、この歳になって分かったような気がします。

今は、自分が絵を描くことに対して難しいことは考えませんが、あの子みたいに描けたら絶対気持ちいいだろうな〜!と未だに思うことがあります。